アユタヤーに行く。

一人旅のススメ
この記事は約3分で読めます。

朝起きて身支度を整え、早速運河に向かう。トンローという船着場から、プラトゥナームまで9バーツ。伊勢丹に入っている紀伊国屋書店でアユタヤーの地図を買う(70バーツ)。
モーチットという高架鉄道の終点から歩いて、バスターミナルへ。迷って迷って通りすがりの人に散々聞いて、ようやく到着。さらにアユタヤ−行きのチケット売り場がわからなくて、またまた人に聞いて、バスに乗り込む(エアコン付45バーツ)。ここまで、約2時間半。
アユタヤ−。暑いです。日陰があんまりない!
バスから降りるとすぐ、トゥクトゥク(3輪自動車のタクシー)の営業を受ける。

「1時間200バーツで、3時間でどう?」
「高いよ!1時間100バーツだろ?」
「でもこれ見てよ。ほら日本人からの感謝の文章があるだろ?うちはぼったくらないよ。ぼったくったら、つかまっちゃうよ!」

・・・ははぁ、これがうわさの「日本人感謝手帳」だな。

「わかったよ。2時間で手を打とう。まけてくれないの?」
「これ見てよ。相場表だよ。200バーツだろ?」

ここまでやり取りして、時間もあまりなかったので、雇うことに。

アユタヤーは遺跡!歴史の息吹を感じることができて、結構感動。
面白かったのは、入場料(どこも30バーツくらい)を支払う受付!少年が番をしていたのですが、他の人には渡しているのに、私には入場チケットをくれない。「俺のは?」と聞いて、しぶしぶくれたのですが、後で考えてみると、入場料をがめようとしてたんだなぁ、と納得。
で、またでました。日本人だましが。

(少年が近寄ってきて日本語で・・・。)
「これ日本のお金でしょ?両替してほしいんだけど、何バーツ?」
「100円だから、30バーツでしょ。
「4枚あるんだけど・・・。」
「なら、120バーツだね。」
・・・すると、
「お・み・ご・と」
とイヤミたっぷりに次の獲物を見つけにいってしまいました。

こんなことがもう一件あったのですが、やはりガイドブックは役に立つんだなぁ、と納得。

色々と素敵な体験(?)をした後で、バスターミナルまで送ってもらうことに。

ところで、アユタヤーの観光客を狙うトゥクトゥクの運転手。ガイドブックにはぼったくりに注意!と書いてあったのですが、観光後の私の感想は「ぼったくられてもいいかも」という感じです。

とにかく、運転手が一生懸命にガイドしてくれました。色々なところに連れて行ってくれようとするし、それが観光客からできるだけ多くのお金を得るためだとしても、素敵なサービス精神だと思います。メシを食うために、英語も勉強して日本語も勉強して。
ぼられたかそうでないかは、やっぱり観光客が判断するものなのかな、と思ったりもします。そこでは立派な「市場原理」が成り立っていて、向こうが言った値段が高いのなら、交渉すればいいし、他を探してもいいし、自分の足で歩けばいい。とてもシンプルです。

自分は結構満足したので、運転手との別れ際記念撮影をすることに。たどたどしい英語で「写真とろうよ」と伝えると、仲間の運転手を呼んでくれて、トゥクトゥクの前で撮影。で、握手。

バンコク行きのバスが出かかっていると、それを止めて私に「早く!」と促す。
・・・人の気持ちに触れることができた瞬間は、とても素敵なひと時でした。

夕食は屋台で持ち帰りをすることにしたのですが、まごまごとしていると、おじさんとおばさんが笑いながら、サービスしてくれ、それがあまりにも心地よかったので、昨日タイ人のカオちゃんが教えてくれたクレープも買って、みみさん宅へ。

言葉が満足に通じないところでは、本当に「人は一人では生きていけないんだ」ということに気づきます。ここでは、一日がとにかく長く感じられて、だけど振り返ってみると実は、あたりまえのことを経験しているだけで、「短かったなぁ」と思えるんです。

明日から夜行でチェンマイに行きます。トレッキングツアーを通して現地の少数民族と触れ合いながら、思考と行動をよりシンプルにしていければと思っています。

それでは、読んでくださり「コップンカップ」!また明日!

コメント

タイトルとURLをコピーしました