この日の夜は、若かりし頃のみみさんの
ホームステイ先のご家族との食事。
私も、ずいぶん変わったなぁ。
旅に出始めの頃は言語を知らないと躊躇して
話しかけられなかったのに、
最近では思ったことなら質問するように
なったからなぁ。
最初ご紹介いただいたとき、
タイの方かどうかわからなかったのですが、
華僑の方だと判明。タイ国籍です。
お父さんとお母さん、そして3人のご子息たちが
いらっしゃったのですが、その3人が兄弟かどうか
もわからない。
「これは自分からいろいろ聞いてみよう!」
という感じで、食事を皿に盛った(ブッフェだったので)後、
たまたまテーブルに一人で座っていたフソンに話しかけることに。
「それ、美味しそうですね。なに食べているの?」
「うーんと、肉を・・・。でも、これは美味いよ。」
「へー、食べてみよっと。ところで、おいくつ?」
「29歳です。あなたは?」
「僕もだよ!偶然だね!」
「結婚しているの?」
「いや、残念ながらまだ。相手がいないからね(笑)。君は?」
「まだなんだ。ははは。」
「君が長男?」
「そう。あっちが妹。こっちが弟なんだ。」
フソンは雰囲気がとても優しく、言語は英語と日本語も話すので、
コミュニケーションがはずむはずむ!
「あなたは何語を話すの?」
「僕?日本語でしょ。英語は聞き取り苦手。で、タイ語は一言。」
「へー!」
「じゃ、練習するね。君の弟に質問するよ。」
「アーユータオライ?」
(この後テーブル一同微笑む。)
「22歳です。」
(弟、答える。)
「フソン!どう?僕のタイ語は。」
「ハハハ!美味いね!」
「こんな感じなら、トルコ語もできるよ。
ありがとうは、テシェッキュレデリム、
こんにちはは、メルハバなんだ。
そうそう。セラームアレイクムならイスラム世界で
通じるよ。」
「そういえば、職場だったかな?メルハバとか
言われたことあるな。」
この話の様子をお母さんが興味を持ったようだったので、
何しているか説明した後に、妹にもタイ語で質問。
「アーユータオライ(笑)?」
「(恥ずかしそうに)・・・19歳。」
おいおい。そんなわけないでしょ!
一番下の弟より年下なわけないじゃない(笑)。
でも照れちゃってかわいいんです、これが。
華僑の方なので、中国語も話すことがわかると、
上海の石川さん直伝の「ヨウメイヨウ」を発音すると、
皆さんオオウケ!
調子に乗って、「シャオヅェシャオヅェ」もやると、
さらにお母さん大喜び!
お父さんは英語も日本語も話すことができないようなので、
黙々とタイ料理を食べていらしてのですが、
たまたまお母さんがみみさんに教わった日本語を発すると、
「もうかりまっか」とか言い出したりして、
とても面白い。
みみさんが長年お世話になったホストファミリー。
今のみみさんを形成する環境を垣間見ることができたのは、
とても興味深かったです。
素敵な雰囲気を持った人には素敵な雰囲気を持った人を
惹きつけるのでしょうね。
いや、お互いに惹きつけあう、といったほうがいいのかな。
食事後にフソンと連れションして(笑)、
メールアドレスを教えてもらう。
これは、英語とかの勉強できるなぁ。
いや、そんなことよりタイで現地の友人ができたのは、
本当にうれしいです!
やべ!写真撮るの忘れちゃった。
・・・うん!また会えるから、その時に。
それにしても、ご馳走してもらっちゃったよ。
彼らが日本に来たら、おもてなししたいなぁ。
色々なところに連れて行ってあげたいなぁ。
そんな風に私を思わせる、
素敵な家族との出会いでした。
帰ってからは、みみさんとアイディアフラッシュ。
町づくりに関することなのですが、
これは帰ってから、楽しくなりますよ!
ところで、もっちん。
クアンって華僑の方でしょ?
雰囲気似てたよー。
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