アプレンティス1期で獲得したもの

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48万円をカードローンで工面して投資したアプレンティス1期が2013年12月で終了。最終回では、アプレンティス2期の案内が配られましたが、この時は次のステップに行こうと考えていたため、自分でビジネスを立ち上げるためのコーチングを付けることを考えていました。アプレンティス1期で得た成果と自分で気付かなかったビジネスのヒント。人生が変わる1年の終わりは興奮しきりでした・・・

11月に数多くのセールスレターを出し、その中で2本採用され、2本ともダイレクト出版さんのライターさんよりも成約率がよく、2013年の12月をいい感じで迎えることができました。

12月でアプレンティス1期が終わりますから、いよいよ自分のビジネスをやるぞとかねてからメモをとっていたことをまとめる経営計画を上海とバンコクでやると決め、マイケル・マスターソンの『大富豪の仕事術』と『臆病者の科学的起業法』、そしてマイケル・ポートの『日本人の知らなかったフリーエージェント起業術』を年末年始の課題図書にし、これらの本に書いてあるワークに取り組む日を設定しました。

セールスライティングのスキルは採用されたおかげで、本当にレジを鳴らすことが出来るようになっていましたから、習慣化されていた写経とセールスレターを数多く書くこと、ブログやメルマガを毎日ライティングをすること、スパイ・ダンケネディ・コピーやセールスライティングの本、NO B.S. Marketing Letterや月刊ビジネス選書から学ぶことで、よりライティングスキルを伸ばせるようになるイメージを持つことができるようになっていました。

誤解を恐れず言うと、セールスライティングスキルの伸ばし方は掴んだ、ということです。ですから、謙虚に素直に学ぶ気持ちを持ち続ければ、スキルを伸ばし続けられる自信を得ることができました。コレは、アプレンティスのおかげです。

アプレンティスの最終回に行く前までに決めていたことがあって、おそらく2期は募集するだろうけれども1期で終わりにしよう、ということです。投資しただけの価値を獲得したのであれば、次のステップ、すなわちビジネスの立ち上げと稼働をやっておかなければ、と考えたので。

しかし、じゃあ何を売ればいいんだろう?というところで詰まっていました。簡単なのは、セールスライティングを教えること、なんですが・・・今でもそうなのですが、僕はセールスライティングを誰かに教えようという意志はないんです。なぜなら、寺本さんのようにきっちり学び、最新の事例をアメリカから取り寄せ、ちゃんと教えられる人から教えてもらったほうがいいからです。

「12週間コピーライティング実践プログラム」をやるとわかりますが、アレほど体系的に学べる教材をつくれる人はそういないと思います。僕は元来、感覚的にモノを考えるタイプなので、アレはなかなかできないわけです。ダイレクト出版さんは小川さんといい寺本さんといい理系の方が多いイメージがありますが、僕にとって理系の方って憧れなんですよね。ああいう思考がなかなかできないから、リクルート社にいた時は論理的思考をインプットもアウトプットも訓練していたので。

一部の人限定で、コーチングのプログラムをオファーしましたが、コーチングの場合、その人のゴール到達を約束するものなので、必ずしもセールスライティングを教えなくてもいいわけです。もちろん、セールスライティングが必要であることは間違いないので、僕がつくるインフォ・プロダクトをセールスするためのセールスレターを仕事として作成し、成約率アップまで改良を繰り返してもらうことで、結果的にセールスライティングスキルを伸ばしてもらうというプログラムでした。

話がそれましたが・・・

つまり、アプレンティス最終回前の時点ではセールスライティングスキルを伸ばすやり方は掴んだし、習慣化されている行動をやり続ければ伸びるであることはわかっていたので自信もあった、しかし、ビジネスについては詰まっている・・・という状況でした。

それで、アプレンティス最終回ですが・・・翌日に特別講義と懇親会みたいなものがあったせいか、最終回の講義やレビューそのものは割と淡々と進んでいたような気がします。

この時に出したセールスレターは11月に比べると少なかったですが、コレは確か課題からして少なかった気がします。あ、でも1本出さなかったかもしれません・・・何か理由があった気もしますが・・・ちょっと忘れました。

最終回が終わり、恒例の懇親会。ココで覚えているのは整体師の鈴木さんとの会話なのですが・・・何を売ればいいのかちょっと考えているんですよね、と話をしました。すると、鈴木さんがエライアドバイスをくださったのですが・・・

「小野さんは難聴なんですから、難聴者向けにビジネスをやればいいと思います」

このアドバイスを聞いて何か脳がスポーンと飛び出た感じがしました。まったく気づかなかったです、この視点は。でも確かに、鈴木さんが言うとおり、難聴者の気持ちがわかるのは難聴者なんですよね。そう考えると、今の補聴器メーカーや販売店が作っている広告が間違っていることにも気づきました。難聴者は聞こえるようになりたいから補聴器を買うんじゃないんですよね。聞こえるようになりたいというのは、「利点」の話です。得たいベネフィットは、自信なんです、実は。

あ、コレは確かに難聴で補聴器を使っている人にしかセールスレターを書けないだろうな、って思ったんです。

それで、この時気付いたんですよね。アプレンティスで得たものというのは、セールスライティングスキルだけではなく、もちろん、ビジネスをやっていけるという自信だけでもなく、人、なんですよね。

コレまで僕は、会社勤めをしてきましたから、友人も会社員が多いわけです。自分でリスク背負って独立してやっている方々は周りにはそういませんでした。でも、アプレンティスではそういう方々のほうが多いわけです。だから、いただけるアドバイスも違うんですよね。実戦的というか。

そして今まであったこともないほどの額を稼いでいる人がいるわけですよ。自分がよく合う友人5人の平均年収が自分の年収だ、という話を聞きますが、まさに類は友を呼ぶということを実感しました。

寺本さんとの出会いを含め、アプレンティスで得られたもっとも価値のあるモノは人だったと思っています。あの場で出会う人たちのおかげで、人生変わったんだな、と思っています。

その翌日のスペシャル懇親会(?)では、金曜受講の方々が「目立っていたので、ぜひ挨拶をと思って今日は来たんですよ」と言ってくださいましたが、エライうれしかったですね。金曜クラスの懇親会でも話題になったようで・・・浦田さんのおかげですが、ホントに。

ちなみにまた後日の話ですが、このスペシャル懇親会で挨拶に来てくださった方・・・社会保険労務士の宮里さんから、仕事の紹介を受けました。いまお付き合いしている2社のウチ1社を紹介してくださった方です。これも、大量行動とアプレンティス戦術がもたらしたご縁ですね。

そしてグループでのインタビュー後に寺本さんから声をかけられ、単独のインタビューをしてくださいました。聞くと、「小野さんがなんかスゴく頑張っていたと聞いていたので、僕も話を聞いてみたいと思ったんです」とのこと。

この時、実は前日のアプレンティス終了後、徹夜で受講生の方のコーチングに申し込もうかどうか考えていたので、眠っていなかったのですが、

寺本さんが直々にインタビューしてくださるなんてオレは幸せものだな、なんて気持ちになり、パーンと目が覚めた記憶があります。終始ニコニコしていたと思いますから。

その後メルマガやWEBサイトで配信してくださったインタビューを聞くと、あ、ホントにインタビュー受けてエライいい経験させた貰ったな、ってつくづく思いますし、今でもたまにそう振り返ることがあります。

おかげでコレほどオープンに自己紹介に使えるツールもないので、ホントに寺本さんとアプレンティスにはお世話になったな、と思いました。

獲得した成果はいろいろありますが、まとめると

□セールスライティングスキルと実績
□セールスライティングスキルの伸ばし方
□寺本さんによるインタビュー
□鈴木さんによるビジネスのヒント
□後々に仕事の紹介

まだまだあると思いますが、大きく書き出すとこんな感じです。

48万円投資して飛び込んだアプレンティスですが、人はいつでも変われるし、望み通りの自分になることができ、そしてその望み通りの生き方をすでに実現している人たちがいることに気付くことができました。

2013年の5月にカードローンを目一杯使うことを決断したことは、人生におけるファインプレーのひとつですね。

次章は、アプレンティス2期を継続しようかどうか悩んだ結果・・・をお話します。

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